会社情報


医療用医薬品事業

日本の医療を取り巻く環境が大きく変化する中で、患者さんに少しでも快適に治療や検査を受けてほしいという思いを胸に佐藤製薬では、皮膚科領域を中心とした製品ラインナップの拡充と、自社および国内外の企業、研究機関との連携による新薬開発に積極的に取り組み、医療ニーズに確かな技術と製品で応えていきます。


様々な皮膚疾患に対して製品を提供

皮膚科領域を中心に独自性のある製品を展開

 1978年発売の尿素製剤「パスタロン」をきっかけに、佐藤製薬の医療用医薬品事業は皮膚科領域に特化した製品を開発し、ブランドを拡充してきました。患者さんの皮膚の状態に合わせた新剤形の開発や、幅広い医療現場でのニーズ、患者さんのQOL向上に貢献するため、適応拡大にも取り組んでいます。
 主力製品の外用爪白癬治療薬「ルコナック爪外用液5%」をはじめ、外用局所麻酔剤「エムラクリーム」、アレルギー性皮膚疾患検査薬「パッチテストパネル(S)」のほか、ざ瘡治療剤「ダラシンT」シリーズ、外用乾癬治療剤「ボンアルファ」など様々な皮膚疾患に対応した製品を提供しています。

爪白癬治療の新たな選択肢「ルコナック爪外用液5%」を発売

 2016年4月には外用爪白癬治療薬「ルコナック爪外用液5%」を発売しました。「ルコナック爪外溶液5%」は、高い抗真菌活性を有するルリコナゾールを、至適製剤化検討により高濃度で配合し、かつ爪への浸透性を高めた製剤です。爪白癬に対して、1日1回の塗布により有効性・安全性が確認されています。
 日本人の10人に1人が罹患者と報告される爪白癬ですが、「ルコナック爪外用液5%」の発売により、爪白癬治療の新たな選択肢を提供することが可能となりました。
 今後も、爪白癬治療の支柱として、ブランド確立に向けたプロモーション展開をしてまいります。

医療現場のニーズに応えるラインナップの拡充を図る

 2012年、日本で初めて「皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和」を効能・効果として承認を取得した外用局所麻酔剤「エムラクリーム」を発売。2015年6月には「注射針・静脈留置針穿刺時の疼痛緩和」の効能・効果と小児に対する用法・用量を追加することが承認され、新たな領域での取り組みを進めています。
 2015年5月に、日本人で陽性率が高いとされる21種類のアレルゲンをパネルに配置したパッチテストが簡便に行えるアレルギー性皮膚疾患検査薬「パッチテストパネル(S)」を発売し、さらなる普及を目指しています。
 また、様々なニーズに応えるため、高品質なジェネリック医薬品の製品ラインナップの拡充も図っています。


優秀なMR(医薬情報担当者)の育成と 営業体制の強化

 医療用医薬品事業の発展に欠かせないのが、優秀なMRの育成です。製品の有効性や安全性などに関する情報を提供するため、製品知識はもちろん、主力の皮膚科領域の疾患に関する病態・生理など、MRとして必要な知識を習得できる教育やシステムを導入しています。
 さらに、MRの育成と同時に、事業拡大に向けて営業マネジメント体制の強化を図っています。
 また、医療関係者には専用のウェブサイトを通じて、製品情報の動画や、患者さんを指導する際の資料を提供するなどの活動を続けています。
 今後も、専用サイトをより積極的に活用し、医薬品の的確な情報提供と適正使用を推進してまいります。

より良い治療に貢献することを目指した多面的なマーケティング活動

 2016年には「ルコナック爪外用液5%」の発売を記念し、医療従事者に対する啓発活動として、全国で講演会を開催。自社製品の認知向上に向け、主力品としての育成に注力しています。また、「エムラクリーム」については医療機関へのプロモーション活動を他社と共同で行うコ・プロモーション活動を実施しています。
 それぞれの専門性を活かしながら、多くの患者さんのQOL向上、より良い治療に貢献することを目指しています。