

ヘルスケア・イノベーションを推進する佐藤製薬では、2009年6月の改正薬事法施行以降、最も高い効果を期待できる第一類医薬品の研究・開発にさらに力を注いでいます。同時に、主力ブランドのマーケティングを強化。サプリメントや化粧品など、身近な場所で生活者の健康をサポートする領域で高品質な製品を生み出すと共に、海外のグローバルブランドを日本で定着させる活動にも力を入れています。
新販売制度に対応した研究・開発を推進
改正薬事法の施行後、第一類医薬品への注目が高まっています。その背景には、生活習慣病の増加などによる健康意識の高まりがあります。佐藤製薬は、市場のニーズやトレンドを見据え、第一類医薬品を研究・開発し、新製品を順次上市しています。2010年12月には、点鼻ステロイド薬「ナザールAR〈季節性アレルギー専用〉」を発売。2011年4月には、医療用医薬品として販売している点鼻・点眼用局所血管収縮剤「ナシビン点鼻・点眼液0.05%」をOTC医薬品にスイッチし、「ナシビンMスプレー」の販売を開始しました。また、同年5月には腟カンジダの再発治療薬「エンペシドL」の販売を開始しています。
主力ブランド ユンケル、アセス、ストナ/ストナリニ
セルフメディケーション事業は、ヘルスケア・イノベーションの推進に努める佐藤製薬の主力事業です。製品数は約400品目に及び、OTC医薬品からサプリメント、指定医薬部外品、栄養機能食品、特定保健用食品、化粧品まで、ヘルスケアに関する幅広い領域をカバーしています。その中でも主力ブランドとして注力しているのは、生薬の特性を活かした滋養強壮ドリンク「ユンケル」シリーズ、医薬品としてはトップシェアを占める歯肉炎・歯ソーノーロー薬「アセス」シリーズ、症状別の使い分けが好評のかぜ薬「ストナ」シリーズ・鼻炎薬「ストナリニ」シリーズの3つのブランドです。
また、生活者のニーズに合った第二類・第三類医薬品の開発にも取り組んでいます。2011年1月にはユンケルブランドで培った生薬研究のノウハウを集約した薬用酒「黄帝酒」を発売、2011年7月には「リングルアイビー200」を発売しました。
その他、外用消炎鎮痛薬「サロメチール」、便秘薬「サトラックス」など、独自性の高い製品を数多く市場へ送り出し、生活者のセルフメディケーションに貢献しています。また、水なしで服用できる口腔内崩壊錠「SATAB(サットタブ)」や速溶性の「ジェルカプセル」、OTC医薬品新剤形の「フィルム」など、ユニークな剤形を採用したものも多く、使いやすさという点でも生活者から高く評価されています。
世界各国で販売されているグローバルブランドの育成
多くの国や地域において認知、販売されている製品の導入を積極的に行っています。2007年6月、ドイツのメルクKGaA社の生体防御型マルチビタミン・ミネラル「BION3」を国内で販売開始。また、バイエル薬品と共同販促を開始した世界的ロングセラーの解熱鎮痛薬「バイエルアスピリン」などを導入し、販売しています。
世界各国で販売されているグローバルブランドを日本でも扱うことで、安全かつ信頼性の高い製品の提供に努め、セルフメディケーションの推進を図っています。
医薬品のノウハウを効果的に活用したエイジングケア化粧品が充実
2009年9月の発売開始以来、高い評価をいただいている自社開発の高機能エイジングケア化粧品「エクセルーラ」は、肌の「基底膜」を活性化する業界初の成分「サイラトロエキス」を配合。さらに医療技術を背景に誕生した「ディープデリバリーシステム」を採用し、製薬会社のつくるスキンケアシリーズとして注目を集めています。2011年からは、クレンジングオイル、モイスチュアソープ、そして化粧下地としても機能するブライトニングエマルジョンUVの3品が加わり、より一層充実したラインナップになっています。
また、先進医療技術を応用し、内側からのエイジングケアをサポートする「サトウ」ブランドにも新製品が登場。従来よりフランスから導入、販売している「ユリアージュ」は、天然温泉水を原材料とした敏感肌用基礎化粧品として、利用者から高い評価をいただいています。化粧品のブランディングにおいてはSBS(サトウビューティスタッフ)を採用し、販促活動や新製品の開発に積極的に取り組んでいます。
ユンケルローヤルシリーズの拡充
医薬品販売の規制緩和によりOTC医薬品のカテゴリーが見直され、指定医薬部外品として健胃清涼剤やビタミン剤、整腸薬などが、コンビニエンスストアをはじめとする一般小売店でも販売できるようになりました。佐藤製薬では、生活者から高いニーズが寄せられている「ユンケルローヤル・C2」や「ユンケルローヤルF」などのユンケルローヤルシリーズのラインナップ拡充に力を入れています。また、女性をターゲットに開発した「ユンケルローヤルB3」、リーズナブルな価格で優れた効き目を持つ「ユンケルローヤル200」を発売するなど、多様化が進む生活者のニーズにきめ細かく応える製品の開発に取り組み、新規ユーザーを順調に獲得しています。