ヘルスケア情報


水虫

水虫とは?

水虫は、カビの一種である白癬菌が足の皮膚に感染して起こる病気で、体や手、爪にできることもあります。かゆみをともなうことが多く、足の指、足のうらなどに小さな水ぶくれができたり、指の間がふやけて皮がはがれたりします。 水虫の特徴は、足から足へ、スリッパや靴下などを通して感染することですが、カビがつきやすい条件が揃わなければ簡単にはうつらないので、それほど神経質になることはありません。ただし、水仕事などでいつも長靴をはいていたり、一日中靴をはいて出歩いている人などは、白癬菌の育成に好都合な条件を備えているので、感染への注意が必要です。 いちど水虫になってしまうと厄介で、治療には根気が必要となります。日常生活における水虫のケアは、清潔と乾燥を心がけることが原則。また、くれぐれも素人判断で患部にいろいろなものを塗ったりすることのないようにし、症状にあった治療薬を使うようにしてください。

水虫の起こるメカニズム

水虫の菌(白癬菌)はカビの一種で、人間の足から足へと伝染していきます。人間の皮膚は新陳代謝によって絶え間なく垢を落とし続けますが、この垢を媒介として菌が感染するのです。とくに足は皮膚が堅いため、湿っているときに垢がむけやすくなります。垢の中の白癬菌も湿気があるところでは生存しやすいため、浴室の足ふき、トイレのスリッパなどから感染するケースが少なくありません。 水虫の症状としては、(1)足の指、足のうらなどに小さな水ぶくれがぶつぶつとできるタイプ、(2)足の指の間が白くふやけて皮がはがれるタイプ、(3)足のうらが乾燥して角化し、皮膚がこまかくはがれるタイプにわかれ、とくに(1)と(2)のタイプは強いかゆみをともないます。

予防のポイント

足を洗う習慣を
足を清潔に保つことは、水虫予防の基本です。仮に白癬菌が足に付着したとしても、発病までに4日程度はかかりますので、それまでの間に足を洗って菌をきれいにとり除けば大丈夫。気になる人は、1日1回石けんで足を洗うようにしておけば、水虫の伝染を予防できます。
ジメジメさせておかない
湿気を好み、乾燥に弱いのも水虫の菌の特徴です。手足、靴・靴下などが不潔でジメジメしていると感染しやすくなりますので、靴や靴下はいつも乾燥させて通 気性をよくしておきましょう。また、せっかく足を洗っても、そのあと湿ったままではいけません。入浴後には手足の指の間まできちんとふきとるようにしましょう。
浴室とトイレに注意
家族に水虫の人がいる場合、たとえば靴下などを一緒に洗濯しても、洗濯と乾燥で白癬菌はいなくなりますので、あまり神経質になることはありません。ただし、浴室の足ふきマットやトイレのスリッパなど、湿っている場所で足につくものは、菌を伝染させる可能性がありますので注意が必要です。

水虫のケア

清潔と乾燥を心がける
くり返しますが、水虫のケアの原則は清潔と乾燥を心がけることです。水虫になってしまったら、早期のケアをめざし、悪化を防ぐために患部はいつも清潔・乾燥を保つようにしてください。通気性のよい靴を履いたり、靴下をひんぱんに交換するなど、生活上の工夫も大切です。
素人療法は禁物
かゆいからといって自分で皮をむいたり、水ぶくれを破ったり、あるいは聞きかじりでいろいろなものを塗ったりするのは禁物。患部がかぶれやただれをおこして化膿したり、足がはれあがってしまうおそれもあります。素人療法はひかえて、適正な治療薬を使用するようにしてください。
薬は毎日根気よく塗る
足のうらや指などは皮膚が厚いために、薬を塗っても浸透するのに時間がかかります。近ごろでは水虫の症状のタイプに合わせてさまざまな塗り薬が出ていますが、いずれにしても根気よく適正な量を毎日塗ることが大切です。また、治ったと思って薬をやめると、生き残っている白癬菌が増殖して再発することがありますので、症状がなくなってからも1ヵ月くらいは薬を続けましょう。