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疲れ

疲労とは?

「疲れやすい」「疲れがとれにくい」と感じたことはありませんか?それは、仕事や家事などによるからだの疲れ、いわゆる疲労が慢性化してしまったときの症状です。最近では疲れやストレスの蓄積が免疫力を低下させることも明らかにされており、疲労に対するケアの重要性はますますクローズアップされてきています。

疲労のメカニズム

私たちのからだは、活動しすぎると疲れるようにできています。そして疲れているときはからだの調節をする脳や神経系の働きが衰え、動作や判断がにぶくなります。これは働きすぎに自らがブレーキをかけているわけです。 通常の肉体疲労は、休息や睡眠をとることによって回復できますが、疲れをがまんして仕事などを続けていると疲労は蓄積され、慢性化していきます。こうなると「過労」のはじまりで、ひどくなると肉体の疲れだけでなく精神的な疲労感や免疫力の低下をともなうようになり、さまざまな病気の引き金になってしまう可能性があります。

こんな症状に注意!

だるい、疲れやすい
「電車に乗るとつい空席を探してしまう」「階段を昇る気がしない」「疲れているのによく眠れない」。こんな人は、知らず知らずのうちに疲れがたまって心身ともにバテている状態。疲労が慢性化すると、神経や筋肉の働きに支障が生じてからだがだるくなり、いくら寝ても疲労感が抜けなくなってくるのです。生活全般を見直すとともに、疲労回復に向けての早めのケアが必要です。
かぜをひきやすい
肉体疲労が続くと、ウイルスの侵入を防ごうとする抵抗力が衰え、かぜをひきやすくなります。かぜのシーズンなどには特に注意し、十分な休養と栄養をとって抵抗力を回復させることが大切です。
なんとなく食欲がない
からだに疲れがたまると、胃や肝臓などのはたらきも衰えて、消化吸収がスムーズに行われなくなります。また、自律神経などの働きがにぶくなることもあって、食欲不振におちいりがちになります。

ケアのポイント

疲れをためない
その日の疲れは、その日にとる。これが肉体疲労のケアの原則です。そのためには、規則正しい生活と十分な睡眠を心がけることが大切になります。また入浴をゆったりするなど、精神的にもリラックスできる時間を確保することをおすすめします。
頭と体のバランスをとる
疲労には、神経の疲れもあれば筋肉の疲れもあります。この両方のバランスをとることは、疲労の回復を促すコツなのです。デスクワークが多い人は適度な運動を、肉体労働を主とする人は頭を使って楽しむ時間をとりいれるように工夫しましょう。
栄養を補給する
神経や筋肉にはたらくビタミンB群や、血行をよくするビタミンEなどを積極的に補給しましょう。とくに疲れのたまったとき、食欲のないときなどは、これらのビタミンに各種生薬などを配合したミニドリンク剤を服用することもおすすめです。