ヘルスケア情報


糖尿病

糖尿病とは?

糖尿病はインスリンというホルモンの不足や作用低下によって、血糖値の上昇を抑える働き(耐糖能)が低下し、高血糖が慢性的に 続く病気です。

糖尿病の合併症

糖尿病の合併症には下記などがあげられます。

・糖尿病性神経障害・糖尿病性腎症・糖尿病性網膜症・歯周病・脳卒中・心筋梗塞・肺炎・皮膚炎

歯周病と糖尿病の関係

歯周病菌を減らすと血糖値が安定する
「血糖コントロールの悪い患者でも、歯周病を治療すると血糖値が落ち着くことがある」(口腔外科学博士・ブライアン・L・メアレー博士)。歯周病と糖尿病が互いに悪循環を招く関係にある、と指摘する研究者の言葉です。

<歯周病と糖尿病の悪循環>

糖尿病にかかると唾液の分泌量が減り口の中が乾きやすくなる。

乾燥している口内ではグルコース(ブドウ糖)の割合が高まり歯周病菌が繁殖しやすくなる。

歯周病はインスリンの働きを妨げ、血糖のコントロールを悪化させる。

相対的に糖尿病が悪化し、結果として歯周病菌を殺菌する力や
傷を治す力(免疫力・治癒力)が低下する。歯肉からの出血もとまりにくい。

歯周病菌がさらに繁殖して血糖を悪化させる。

つまり、歯周病を治療することによってこの悪循環を断ち切れば、糖尿病の患者さんは血糖値のコントロールが楽になるということになります。日本でも糖尿病の患者さんは年々増えており、厚生労働省の平成26年「国民健康・栄養調査」によると、糖尿病有病者(糖尿病が強く疑われる人)の割合は、男性で約16%、女性で約10%といわれています。その内約30%が口腔乾燥症、つまり潜在的に歯周病になりやすい環境をもっているということです。糖尿病をわずらっている方はもちろん、長く健康を維持したい方は、体の各部位の状態とともに、歯ぐきの状態管理に関心を向けることが大切といえるでしょう。