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ニュースリリース

2003年11月7日
グラクソ・スミスクライン株式会社
佐藤製薬株式会社

抗生物質配合外用合成副腎皮質ホルモン剤
「ベトノバールG軟膏」、「ベトノバールGクリーム」の承継について

 グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:マーク・デュノワイエ、以下GSK)と、佐藤製薬株式会社(本社:東京都港区、社長:佐藤 誠一、以下 佐藤製薬)は、GSKが販売している抗生物質配合外用合成副腎皮質ホルモン剤「ベトノバールG軟膏」および「ベトノバールGクリーム」について、佐藤製薬に製造・販売権を承継することで合意いたしました。これに伴い、佐藤製薬は、2004年1月15日から同製品の販売を開始する予定です。

「ベトノバールG軟膏」、「ベトノバールGクリーム」は英国グラクソ・スミスクラインが局所作用を目的として開発した吉草酸ベタメタゾン(合成副腎皮質ホルモン)に、硫酸ゲンタマイシン(アミノ糖系抗生物質)を配合した外用剤で、皮膚の炎症症状としばしば合併する細菌による感染症状の治療薬です。

日本においては1984年6月より販売を開始しており、湿潤、びらん、結痂を伴うか、二次感染を併発している湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、脂漏性皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症、熱傷を効能・効果としています。

これによりGSKは、中枢神経領域、呼吸器領域等のグローバル戦略製品に更なる経営資源の集中を行うことが可能となり、一方、佐藤製薬は、皮膚科領域の製品群の拡充を図ることにより、幅広い皮膚疾患への対応が可能となります。

グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上を企業使命としています。

佐藤製薬株式会社は、ミニドリンク剤ユンケル黄帝液などの一般用医薬品を販売する一方、医療用においては、尿素製剤(パスタロン)、外用抗生物質製剤「ダラシンTゲル1%」など皮膚科領域を中心に展開、新薬の開発にも積極的に取り組んでいます。

商品名「ベトノバールG軟膏」、「ベトノバールGクリーム」
有効成分吉草酸ベタメタゾン、硫酸ゲンタマイシン
効能・効果湿潤、びらん、結痂を伴うか、又は二次感染を併発している下記疾患
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、脂漏性皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症、熱傷
製造佐藤製薬株式会社
販売佐藤製薬株式会社