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ニュースリリース

平成20年6月

抗ヒスタミン剤「ベナ錠」の
製造販売承認の承継についてのお知らせ

 佐藤製薬株式会社(本社:東京都港区、社長:佐藤誠一、以下佐藤製薬)は、抗ヒスタミン剤「ベナ錠」の製造販売承認を2008年3月6日(木)付で、田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:葉山夏樹、以下田辺三菱製薬)から、承継いたしました。

 「ベナ錠」は、1951年12月より、田辺三菱製薬(発売時 田辺製薬)が販売を行っておりましたが、2008年7月1日(火)より佐藤製薬が発売いたします。今回の承継により、「ベナ錠」の製造販売及び医薬情報提供・収集・伝達に関する業務は佐藤製薬が一貫して行います。

 本製品は、1錠中ジフェンヒドラミン塩酸塩を10mg含有し、抗ヒスタミン作用とヒスタミン遊離抑制作用により、蕁麻疹や皮膚疾患によるかゆみやアレルギー性鼻炎などを改善する薬剤で、皮膚科、小児科領域などで使用されています。

 佐藤製薬では、医療用医薬品事業において、ざ瘡治療剤「ダラシンTゲル」、角化性・乾燥性皮膚疾患治療薬「パスタロン」、外用合成副腎皮質ホルモン剤「テクスメテン軟膏・クリーム」、活性型VD3尋常性乾癬治療剤「ボンアルファハイ軟膏、ハイローション」などの皮膚科領域を中心に事業を展開しています。

 昨年11月1日には、広域駆虫剤「コンバントリン錠」、「コンバントリンドライシロップ」の製造販売承認を取得し、さらに今年2月には創傷・熱傷治療用特定保険医療材料「デブリサンペースト」を発売するなど、新たな領域での展開を積極的に行ってまいりました。今回、「ベナ錠」を発売することで、より細かい医療現場のニーズに応えられるよう、医療用医薬品の製品ラインナップの充実を図ってまいります。

商品名ベナ錠
一般名ジフェンヒドラミン塩酸塩
製品特性抗ヒスタミン作用とヒスタミン遊離抑制作用により、蕁麻疹や皮膚疾患によるかゆみやアレルギー性鼻炎などを改善します。
組成(1錠中):有効成分・含有量  ジフェンヒドラミン塩酸塩10mg
効能・効果蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹、皮膚炎)、枯草熱、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、急性鼻炎、春季カタルに伴うそう痒
用法・用量ジフェンヒドラミン塩酸塩として、通常成人1回30〜50mg(3〜5錠)を1日2〜3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
包装500錠 瓶