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ニュースリリース

平成28年5月

夫・妻(パートナー)の口臭が気になる夫婦は約5割!
9割がパートナーとの長い付き合いに歯周病のケアが重要と回答!
歯と口の健康週間(6月4〜10日)を前に 夫・妻に聞く!歯周病意識調査

 佐藤製薬株式会社(社長:【佐藤誠一】)では、歯と口の健康週間(6月4〜10日)を前に、夫・妻(30代〜50代の同年代の配偶者のいる男女)312名を対象に「夫・妻に聞く!歯周病意識調査」※1を実施しました。

 「平成26年患者調査の概況」(厚生労働省)によると、歯肉炎及び歯周疾患の総患者数は331万5,000人となり、性別では、男性137万3,000人、女性194万2,000人と、女性の方が多くなっています。また、「平成23年歯科疾患実態調査」(厚生労働省)によれば、20代で約7割、30〜50代で約8割の方の歯肉に何かしらの異常が認められています。

 今回は、30〜50代の夫婦という、今後長い付き合いをしていくパートナー同士で、歯周病のサインの一つである口臭に対しどのように意識しているかを調査しました。これにより、歯周病予防への警笛を鳴らしつつ、より良い夫婦関係の一助になればと考えています。

調査結果のポイント

●夫・妻(パートナー)の口臭が気になる夫婦は約5割

『最近、夫または妻(パートナー)の口臭が気になったことがありますか?』と質問したところ、約5割(46.5%)の方が「はい」と答えました。また、夫妻別では、妻が56.4%、夫は36.5%と、妻の方が夫の口臭を気にしているようです。年齢別でみると、比較的若い30〜40代前半の夫・妻がパートナーの口臭を気にしているという結果がでました。

●夫・妻(パートナー)に口臭が気になることを伝えた夫婦は約6割

最近、パートナーの口臭が気になっている夫・妻へ『そのことをパートナーに伝えましたか?』と問うと約6割(57.2%)の方が伝えている一方で、約4割(42.8%)の方は伝えていないという結果になりました。口臭は歯周病の可能性が高いため、歯と口の健康週間をきっかけに、お互いの歯周病ケアについて考えてみてはいかがでしょうか。

●夫・妻(パートナー)との長い付き合いに、約9割が歯(歯周病)のケアは重要と回答!

『パートナーと長い付き合いをしていくうえで、歯(歯周病)のケアは重要であると思いますか?』の質問に「とても重要」「まあまあ重要」と回答した人が、全体の9割(92.6%)に上りました。長い夫婦生活においては、相手への気遣いが重要になりますので、口臭もその一つととらえ、歯周病ケアをしていくことをお勧めします。

●自分が歯周病かもしれないと考えたことがある人は約6割

「自分は歯周病かもしれないと考えたことはありますか?」という質問に、「ある」と答えた方は約6割(58%)という結果になりました。比較的若い30代の夫・妻の意識が低い結果になりましたが、前述の質問では比較的若い夫・妻の方がパートナーの口臭を気にしているという結果がでています。口臭は歯周病のサインです。相手だけでなく自分自身も歯周病への意識を高めることが、歯の健康環境を守ることに繋がるのではないでしょうか。

※1 調査方法

【調査概要】
調査時期:2016年5月16日〜18日
調査方法:インターネットリサーチ
【調査対象】
1.全国
2.配偶者と同居している男女、配偶者が同年代(配偶者の年齢が自分の年齢の前後10歳以内)
有効回答数:312人(男性156人、女性156人)

「夫・妻に聞く!歯周病意識」調査結果

Q1:最近、パートナー(夫または妻)の口臭が気になったことがありますか?(n=312)

 口臭が気になっている夫・妻は約5割(46.5%)となりました。さらに、夫・妻で比較すると、妻の方が約6割(56.4%)と夫の口臭を気にしていることが分かります。しかし、夫も36.5%の方が妻の口臭を気にしており、夫婦共に口臭対策として歯周病ケアが必要であると考えられます。また、年齢別にみると比較的若い夫・妻がパートナーの口臭を気にしている結果となりました。

Q2:Q1でパートナーの口臭が気になったことがあるとお答えの方にお聞きします。パートナーにそのことを伝えましたか?(n=145)

 パートナーに口臭が気になったことを伝えた夫・妻は、約6割(57.2%)となりました。夫・妻で比較すると、わずかではありますが妻の方が夫へ伝えている様子が分かります。しかし、全体でみても4割以上(42.8%)の方が伝えておらず、夫婦間でのわだかまりになるだけでなく、歯周病予防にも影響が出ると考えられます。歯と口の健康週間をきっかけに、お互いの歯周病ケアについて考えてみてはいかがでしょうか?

Q3:自分は歯周病かもしれないと考えたことはありますか? (n=312)

 自分が歯周病であると考えたことがある方は約6割(58%)に留まりました。4割以上(42%)の方が自分が歯周病であることについて考えたことはないという結果になっています。さらに、年齢別でみると30代前半では約6割(58.1%)の人が「ない」と回答しており、意識が特に低いことが分かります。夫と妻では妻の方がわずかに高い数値(63.5%)を示しています。しかし、厚生労働省の「平成23年歯科疾患実態調査」によれば、30〜50代で約8割の方が歯肉に何かしらの異常をきたしていることなっています。今一度、自分の歯周病について見つめ直してみる必要があると考えられます。

Q4:Q3で「考えたことがある」と回答した方へお聞きします。歯周病かもしれないと考えた際に、どのような症状がありましたか?(n=181)

 歯周病を疑った症状の1位は「歯茎から出血する」(41.4%)。2位には「口臭がある」(37.0%)が続きました。出血や口臭など下記症状は全て歯周病の症状です。より多くの方が、自分の症状に早い段階で気づき、予防や治療に努めることをお勧めします。

Q5:夫・妻(パートナー)と長い付き合いをしていくうえで、歯(歯周病)のケアは重要であると思いますか?(n=312)

 全体では「とても重要(41%)」「まあまあ重要(51.6%)」と9割以上(92.6%)の方が重要であると答えています。これは、長い時間を同じ空間で過ごす夫婦において歯周病(口臭など)が非常に重要な要素となることが分かります。また、夫・妻で比較すると、より妻の方が重要であると考えており、「とても重要」が5割(50.6%)」を超えています。末長い良好な夫婦生活の秘訣として、夫婦共に歯周病のケアを意識していくことをお勧めします。