臨床試験成績

「オメプラール®S」に関連する臨床試験成績資料をご紹介します

有効性

オメプラゾール10 mg 1日1回投与で胸やけに有効性が確認されました。

胸やけ、胃液逆流感等の程度 胸やけ、胃液逆流感等の程度グラフ

胸やけ、胃液逆流感等の頻度 胸やけ、胃液逆流感等の頻度グラフ

非びらん性胃食道逆流症の患者を対象にオメプラゾール10mgを1日1回投与し、各評価時点における直近1週間の自覚症状(胸やけ、胃液逆流感等の酸逆流症) の程度(なし、 軽度、中等度、重度) 及び頻度 (来院日前7日間の自覚症状のあった日数、 日/週)を調査した。 (有効性解析対象集団 425 例)

特定使用成績調査(オメプラール®S承認申請時資料)

詳細

投与開始時
425例
投与2週後
221例
程度 なし
軽度
中程度
重度
-
193(45.4)
219(51.5)
13(3.1)
112(50.7)
100(45.2)
8(3.6)
1(0.6)
頻度(日/週) 0
1
2-4
5-6
7
未記載
-
-
231(54.4)
64(15.1)
130(30.6)
-
76(34.4)
43(19.5)
56(25.3)
3(1.4)
7(3.2)
36(16.3)

( ): %
程度:自覚症状の重症度
頻度(日/週):来院日前7日間の自覚症状のあった日数

安全性

臨床試験*1 における副作用発現率は、3.98%(9/226 例)であり、使用成績調査*2 における副作用発現率は、2.22%(10/450 例)でした。これらを合計した副作用発現率は、2.81%(19/676 例)であり、いずれの副作用も非重篤で、転帰は軽快・回復でした。

*1:オメプラール®錠10承認時までの臨床試験
*2:特定使用成績調査における安全性解析対象集団
特定使用成績調査(オメプラール®S承認申請時資料)

詳細

臨床試験※1 使用成績調査※2 合計
調査施設数 47 100 146
調査症例数 226 450 676
発現症例数 9 10 19
発現件数 10 11 21
発現症例率(%) 3.98 2.22 2.81
臨床試験※1 使用成績調査※2 合計
副作用の種類 副作用発現症例数又は件数(%)
感染症および寄生虫症
口腔ヘルペス
1(0.44)
1(0.44)
1
1
神経系障害
味覚異常
1(0.22)
1(0.22)
1
1
血管障害
ほてり
1(0.22)
1(0.22)
1
1
胃腸障害
腹部膨満
便秘
下痢
おくび
6(2.65)

2(0.88)
4(1.77)

5(1.11)
1(0.22)
2(0.44)
2(0.44)
1(0.22)
11
1
4
6
1
皮膚および皮下組織障害
蕁麻疹
1(0.44)
1(0.44)
1
1
筋骨格系および結合組織障害
関節痛
1(0.22)
1(0.22)
1
1
全身障害および投与局所様態
顔面浮腫
浮腫
口渇
1(0.44)


1(0.44)
2(0.44)
1(0.22)
1(0.22)

3
1
1
1
臨床検査
尿中蛋白陽性
1(0.44)
1(0.44)
1
1

*1:オメプラール®錠10承認時までの臨床試験
*2:特定使用成績調査における安全性解析対象集団

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