会社情報

生産・物流

Production and Distribution

生産体制

質の高い製品を、迅速かつ安定的に

製薬会社にとって、質の高い製品を迅速かつ安定的に供給できる体制の構築は不可欠です。
佐藤製薬では、基幹工場である「八王子工場」と最新設備を有する「かずさ工場」が生産を担っています。
八王子工場、かずさ工場は、グローバルGMPにも対応した世界水準の生産体制を有しています。

八王子工場

充実の設備と
グローバルな生産体制を備えた基幹工場

八王子工場

1961年の操業開始以来、生産の中核を担ってきた八王子工場は、約2万5,000㎡の敷地を有し、ドリンク剤生産ラインや軟膏棟、製剤棟、アセス製造棟などの施設を配置しています。新製品の投入や市場の変化に対応するため、生産ラインの拡充とシステムの充実を積極的に推進。2022年3月に化粧品の製造に関する品質・安全性に関する国際規格「ISO22716」を取得しました。また、生産体制の強化のために新製剤工場棟、製造と開発の連携強化のために新製剤研究棟の着工を2026年に予定しています。

佐藤幸吉くすり記念館

佐藤幸吉くすり記念館

当社創設者・佐藤幸吉前会長が暮らしていた住居を、八王子工場内に移転・保存し、展示棟を増設して「くすり記念館」として整備。製薬業界の文化遺産として、2002年に開館しました。2025年5月に拡張工事が完了しました。

かずさ工場

ITを駆使したフルオート設計の次世代工場

かずさ工場

千葉県の緑豊かな研究都市にあるかずさ工場は、最新テクノロジーを集結した次世代のハイテク工場です。内用液剤棟と外用剤棟の生産施設は、ITを駆使したフルオート設計で、工場全体が一つの巨大なロボットのように自動制御されています。「ナザールスプレー」の販売拡大に対応するため、2021年に新しいラインを導入するなど、積極的に設備投資を行っています。

ユンケル生産ライン
「ユンケル」生産ライン
ルコナック生産ライン
「ルコナック」生産ライン

台湾工場

信頼性の高い製品づくりを担う
海外の世界基準の生産拠点

台湾工場

台湾工場では、八王子工場と同一機械、同一管理を導入しています。定期的に日本国内の品質管理課でダブルチェックが行われ、信頼性の高い製品づくりを実現しています。2014年には世界的な品質管理基準であるPIC/S-GMPに適合。2022年に更新の許可を取得し、成長するアジア市場に向けた生産拠点として稼働しています。

ナザール生産ライン
「ナザールスプレー」生産ライン

物流体制

明日へつながる高効率な物流ネットワーク

全国の薬局・薬店、ドラッグストア、卸企業との強い結びつきは財産であり、大きな強みです。
効率的な物流ネットワークを構築することで製品の発注情報をスピーディーに管理。
蓄積されたデータベースは、製品開発やサービスの充実にも生かされています。

全国に広がる安心・安全で確実な
物流ネットワークと
最先端のソフトウェアを備えた物流拠点

札幌・仙台・東京・大阪・沖縄に加え、2025年4月に福岡流通センターが開設して6拠点になりました。業務のDX化により迅速な配送だけでなく、配送物に関するトレーサビリティも充実しています。また、廃棄物のリサイクル、太陽光発電など、環境に配慮した取り組み、GDPガイドラインへの対応をはじめ、セキュリティの強化、個人情報保護など、物流の世界標準を目指しています。

東京流通センター
東京流通センター

最先端のハードウェアと
充実した管理体制

日々変化する物量に対応することを可能にしているのが自動ピッキングシステムです。一番大きな施設である東京流通センターでは、注文1件あたりの処理スピードは30秒かからないほどです。また、すべての施設には保管温度の監視装置が導入されており、一定の温度を超過するとアラートが発せられるシステムになっています。

東京流通センターの自動ピッキングシステム
東京流通センターの自動ピッキングシステム
大阪流通センター
大阪流通センター
福岡流通センター
福岡流通センター

福岡県小郡市に新たな流通拠点を開設しました。
交通アクセスに優れた立地を生かし、OTC製品を九州・山口エリアへ安定的に供給します。
福岡流通センターから安定供給の維持と今後の事業拡大を図ります。

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