佐藤製薬 皮膚のセルフケアサイト

医師監修 お悩み解決1問1答

皮膚科専門医が皮膚や
皮膚用薬に関する疑問にお答え!

Q.4
かゆみを増さない環境づくりは何かあるのか?
A.
患部に刺激を与えるとかゆみが悪化するので、刺激を与えない・かかないことが大切です。
皮膚を清潔に保ち、入浴の際は、洗い流すなどしてこすらずにしましょう。また、熱いお湯などを浴び体を温めるとかゆみが増すため、お風呂は38~40℃ほどの適温にしましょう。
乾燥もかゆみの要因となりますので、入浴後なるべく早く保湿剤をつけるように心がけましょう。
また規則正しい生活を送るようにしたり、精神的ストレスを溜めないようにすることも大切です。からい物やアルコールはかゆみを増すこともあるので、湿疹・皮膚炎が起きている人はとりすぎに注意しましょう。
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花房崇明 先生

千里中央花ふさ皮ふ科院長 皮膚科専門医。
大阪大学医学部医学科を卒業後、様々な経歴を経て、千里中央花ふさ皮ふ科・江坂駅前花ふさ皮ふ科・みのお花ふさ皮ふ科を開院。hanafusa skincare lab+(皮膚科専門医監修のエステサロン)のプロデュースも務める。
日本テレビ「世界一受けたい授業」やテレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」などの医療監修を多数手がけている。

  • Q1皮膚用薬を塗るのはいつが効果的なの?

    A 塗るタイミングは清潔で皮膚が潤っている時に塗るようにしましょう。
    症状が出たすぐあと、冷やしてから塗るのが効果的です。保湿剤は入浴後なるべく早く塗りましょう。

  • Q2皮膚のかゆみの要因とは?

    Aあせも、乾燥、アレルギー、虫刺されなどさまざまな原因があります。

  • Q3急なかゆみや湿疹・皮膚炎が起こった際にすることは?
    (症状を鎮めるのに効果的なこと)

    A アレルギーなどの何かの原因物質(アレルゲン)に触れたと考えられる場合は、流水で洗うなどすぐに原因物質を取り除きましょう。かいたりして刺激を与えるとかゆみが悪化するので、手で触ったりかいたりしないようにしましょう。また、温めずに冷やすということも効果的です。
    薬がある場合には症状にあった皮膚用薬を塗るようにしましょう。

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