会社情報

研究開発

Research and Development

セルフメディケーションの推進に寄与する多彩なOTC医薬品、
皮膚科領域を中心に独自性の高い新薬の創出を目指す医療用医薬品、​
製薬会社ならではの新規化粧品開発、​
海外においても、医療ニーズの高い皮膚疾患治療薬開発、​
安全で効果が高く高品質な長く愛される製品開発を進めています。​

新薬の創出に向けた最先端の取り組み

新研究棟、製剤研究棟などの施設が立ち並ぶ東京都品川区の「品川研究開発センター」。
ここでは研究企画室、創薬研究部(ライフスタイル研究課、合成研究課)、医薬研究部(薬理研究課、薬物動態研究課)、製剤研究部(製剤研究課、分析研究課、化粧品研究開発課)の4つの部署で、新薬の創出に向けた研究を行っています。

時代を見据えた独自の創薬を通じて現場の新薬ニーズにいち早く対応

時代を見据えた独自の創薬を通じて
現場の新薬ニーズにいち早く対応

「品川研究開発センター」では、医療用医薬品やOTC医薬品から、医薬部外品、化粧品、食品まで、既成のカテゴリーにとらわれず、生活者のニーズに基づく付加価値の高い製品の研究・開発に積極的に取り組んでいます。現在は、抗真菌、創傷治癒、サルコペニア、眼疾患、生薬研究の5つのテーマに注力。創薬基盤を強化するために経験豊富なキャリアや若手研究者の採用を実施し、新規化合物の合成や生物学的スクリーニング、薬理・薬物動態学的評価など、現場のニーズに応える活発な研究活動を展開しています。
また、動物実験実施施設として関係法規および指針等に従い社内規程を策定し、定期的な自己点検を行うとともに、外部評価として一般財団法人日本医薬情報センターによる認証を取得しています。動物実験実施計画は動物実験委員会によって審査され、動物福祉に配慮した適正な試験を実施しています。

新しい合成研究棟の稼働

低分子創薬の根幹となる「合成研究」を加速するために最先端の設備を導入した合成研究棟を新たに建築し、2025年より稼働しています。新合成研究棟では安全かつ快適に研究に取り組める環境を整備しており、研究者一人当たりの作業スペースが増えることで研究効率が大きく向上しています。医療用医薬品事業のさらなる拡大に向けて、低分子創薬にフォーカスし、他社とは異なるオリジナルの標的・アプローチで創薬を実現するために、新たな薬理研究棟の建設も計画しています。

新しい合成研究棟の稼働

新薬の開発状況(国内)

海外企業との提携により、日本での治療の選択肢の少ないウイルス性皮膚疾患、炎症性皮膚疾患の治療薬の開発を進め、医療ニーズに応えてまいります。

開発コード 適応症 有効成分 開発段階
SKN-15 ウイルス性皮膚疾患 新規有効成分
(ライセンス導入)
第Ⅲ相臨床試験
SKE-18 炎症性皮膚疾患 新用量・効能
(ライセンス導入)
第Ⅱ相臨床試験
準備中
SKA-19 炎症性皮膚疾患 新規有効成分
(ライセンス導入)
第Ⅲ相臨床試験
準備中

自社開発品の研究状況

積極的にさまざまな大学と共同研究を行い、最新の知見を取り入れることで画期的な創薬につなげています。現在は、抗真菌、創傷治癒、サルコペニア、眼疾患、生薬研究の5つのテーマに注力。候補化合物が非臨床開発研究に進んでいるテーマもあり、各テーマとも着実に成果を上げるとともに新規テーマの立ち上げも積極的に行っています。

研究状況 分野 研究内容
臨床開発
候補品の評価
抗真菌 新世代抗真菌薬の開発研究
創傷治癒 創傷治療薬の新薬開発研究
眼疾患 医療用眼科疾患領域の
新薬開発研究
創薬ターゲットの検討 サルコペニア 疾患モデル研究により
ターゲット探索中
生薬の生体作用の検討 ユンケル配合生薬研究 生薬の生体作用メカニズム研究、
新規作用探索

研究発表・成果

臨床研究法に基づく情報公開

当社医薬品を用いて実施されている特定臨床研究に関する情報公開を行っています。

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